着手前です。 以前からお付き合いさせてもらっているお寺の蓮徳寺さんです。前々から相談を受けていた本堂の裏手になるお墓周りにある雑木林(竹林)の土留擁壁の施工になります。お隣さんとの境界と段差部分にびっしりと竹が自生しています。竹・笹などは毎年、地下茎を通じて広がっていきます。段差もあるので、土留めを検討していましたが、今回は既製品のL型擁壁にて施工が決定しました。 お隣さんの敷地側からの施工前です。竹で本堂が見えないですね。 お隣さんの農業用の小屋ですが、今回不要なので解体する事となりました。 一部は単管とコンクリート板の簡易的な土留めですが崩壊しかけてました。 お寺側から敷地の境界を映してますが樹木で向こうが見えません。
施工状況です。 竹の伐採、高木の杉とシュロの木と伐採です。切っただけで景色が一変しましたね。 擁壁には既製品のL型土留め擁壁の石目模様を採用しました。高さは2.0mあり大型重機による施工でした。 竹を切ってみてやっと法面の状態が確認できました。 大型重機による掘削です。竹の根も根こそぎ撤去しました。 既製品のL型擁壁です。高さが2.0mもあるので重機が大活躍です。 埋戻しは砂質土にて水はけを考慮しました。
完成です。 以前とは様変わりして緑からコンクリートの白色へと変化しました。擁壁にて施工する事により今まで法面だった場所も平坦になり、敷地が有効利用出来るようになりましたね。通年の杉葉の掃除と竹藪からの解放でお手入れが楽になったかと思います。 着手前の緑の壁から擁壁の白色と変化しました。石目模様も選んで正解だったと思います。 お隣さんの農業用の小屋も無くなりすっきりしました。 以前は単管とコンクリート板の簡易土留めだった場所です。 敷地の境界もハッキリして広くなりました。今後はお墓を増設の予定だそうです。